子どもとどう接すればよいかわからない
いつも怒ってばかりでイヤになる
つい手が出てしまう・・・
なんで私ばかりが大変な思いをするのか・・・

子どもが生まれる前は、生まれたらしっかり育てられるのかが心配で、
生まれた瞬間は、
「優しく思いやりを持った子に」
「自分で未来を切り開けるような意思と行動力を持った人間に」
と思っていた
生まれてからは、毎日赤ちゃんの言語にならない意思表示に目と耳を傾け、
想像力をフル回転して、対話をしながら子育てをする
ある日は赤ちゃんの笑顔に癒され、
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち…ひとつひとつのステップアップがとても嬉しいけれど
ある日は泣き止まない子どもに、どうすれば収まるのかわからず困惑する
待ったなしの子育てと食事作りで、毎日が精いっぱい
それでも日々の成長変化が嬉しくて、
子どもは可愛くて、子育ては楽しいという思いが大半を占めていた
少し会話が成立するようになった頃、子どもの「イヤ!」「じぶんで!」が始まり、

これも頭では、成長だとは理解しているつもりだけど
時間も予定も、思い通りに進まない日常にイライラ・・・
気づけば、子どもに怒鳴ることが増える日々
いつの日か、子育てを楽しめない自分の方が大きくなった
核家族化が進み、なかなか本音で相談できる人が少ない中
私には、子育てを経験したから伝えられることがたくさんある
長い目で振り返れば、反抗期も子どもの成長に必要なステップだとわかるけど、
毎日が精一杯だから、
今 目の前に起きていることに一喜一憂、不安もいっぱいだった
そして、
人は百人百様。みんな違うはずなのに、
巷で言われる子育て方法でやってみて、同じ結果にならないことを悩んでいた
子育てをしていると、経験したことがないことばかりで
どうしても不安が先に立つことが多いけど、
子育てを振り返ってわかるのは、
この時期にしか親子一緒に楽しめないことがある ということ
そして親子一緒に楽しんだ時間は、
かけがえのない時間だったし、親子の信頼に繋がっていると実感する
だから、今
どうしていいかわからないと思っている子育てを
もっと誰しも楽しんでほしい
子どもの未来に繋がっている「親子の関わり」
その関わり次第で、
子どもの誰もが、未来をつくりだす意欲と創造性を
持つことができるはず
子育ての戸惑いと不安から解放されて、
子育ての時間を楽しんでほしい
子どもを育てていたはずの私が、気づけば一番育ててもらったのかもしれない
子どもの成長も嬉しいけれど
親の私もまた、成長できたことが嬉しい
子育てって楽しいよ
気負わずいまを楽しもう
